今日は、、、GKの「準備」について!!なかなか深い内容ですよ!!
●それぞれの立ち位置と役割
各チームに在籍するGKの人数は、チームによって異なりますが(一般的には3~4人)多く在籍する学校やチームもあります。僕自身JAPANサッカーカレッジGKコーチ時代には30~40人のGKが切磋琢磨するような時期も?!(笑)ただひとつハッキリ決まっていること・・・それは・・・
「試合に出るGKは1人」
第1GK(試合に出るGK) 第2GK(リザーブGK) 第3GK(メンバー外GK) そこには明確な格差が存在します。そしてこの序列を崩すこと、、、本当に難しいんです(苦笑)
太田渉が第1GKで試合に出続けていたのは、中学2~3年、高校3年位なもので、それ以降「出続ける」時代はなかった。
★だからこそ言える「GKの準備」の大切さ★
◆出れない時期こそ「自己研鑽」
自分磨き!!
言葉にするのは簡単ですが、、、これが簡単じゃないんですよ?!(苦笑)
いつ、どこで、どんなことをすれば、評価基準をクリアできるのか?それがほとんどない。第1GKの怪我や退場、アクシデントが起きたそのタイミング!?
「そこっ!!」
しかもそのタイミングのハードルはめちゃくちゃ高い。
第1GKよりもハイパフォーマンスであり、無失点であり、チームを勝利に導く。
この基準をクリアできなければ、序列に変化はない。僕はブラジル、Jリーグ、JFLで数多くの事例(理不尽なことも含め)経験したことにより、身をもって語ることができる。今となってはネタにできる「大切な過去」の出来事ですが、直面してる最中は、、、怒り・苦しみ・悲しみ・涙する、、、情緒不安定もあった(笑)でもそのすべてがGKコーチとして大切な礎になっていることは間違いない。
◆「準備」の大切さ
いざ自分のもとにチャンスのタイミングが訪れたとき大事なのは、、、
★その時にどんな自分でいられるか★
結局、その日その時までの積み重ねなんです。チャンスが来てもその機会を活かせる自分であるかどうか。普段日常の生き方、サッカーへの向き合い方、練習の取り組み、仲間との関係性、チームへの貢献など、、、そこまで築き上げてきてるかどうかは自己評価ではなく他者評価。周りの人間が、、、
「あいつだったら大丈夫!!」「ついに来たねこの時が!!」って・・・
仲間からそう思われる自分がそこにいてるかどうかが、ほとんどすべてなんです。
「いつ、どこで、誰が、見ているかわからない中で【何か】を信じてやり続ける」
そんな準備ができる、この言葉の意味を深く理解できる、そんなGKを僕は育てていきたい★
写真はインテルナシオナル・ジャパンGK クラブユース関西大会を勝ち抜き全国大会に向かうGK達(3年生&2年生)
2月に出会って約5か月?!大きく成長し続けています★ まだまだここからやで★(笑)